ベトナム人技術者をおすすめする理由
当社がベトナム人技術者をおすする理由は大きく3つあります。
①日本に興味を持っている親日家が多いこと
②ベトナムが理数系に強く優秀な技術者が育つ土壌であること
③ベトナムの方の気質が日本の企業文化に馴染みやすいこと
①日本に興味を持っている親日家が多いこと
日本はベトナムの政府開発援助金(ODA)供与国として、人材育成や法制度整備、国道や電力などインフラ整備のための技術協力を実施しています。
近年は国民レベルでの交流も活発になっており、日越外交関係樹立40周年を迎えた2013年には、日本とベトナムの両国において約250の文化交流行事が開催されました。
- 日本のODAによって建設された
ホーチミン市の東西幹線道路
- 同じくODAで建設された
タンソンニャット空港には両国の
国旗入り銘鈑が設置されている
- ベトナム初となる地下鉄1号線工事は
日本の企業が請け負っている
(2018年開通予定)
また、株式会社電通が行った「ジャパンブランド調査2015」によると調査対象となった20の国と地域のなかで「日本のことを好きな国」として1位に輝いたのがベトナムでした。
特筆すべきは、ベトナムの回答者200人のうちの80.5%が「とても好き」と回答しており、これは20か国中ダントツの数値です。2014年の同調査でも1位でしたので、ベトナムの方の親日感情が依然高いことは間違いありません。
ベトナムの方にとっての日本は、敗戦後の復興から驚異的なスピードで経済大国へと成長を成し遂げた国としてお手本にすべき対象でもあるそうです。そのため、ベトナムに残った家族にとっても「日本で働く技術者の親類」は誇りなのです。
②ベトナムが理数系に強く優秀な技術者が育つ土壌であること
ベトナム政府は教育に力を入れており、GDPに対する教育への政府支出割合が約6.3%と世界的に見ても高い水準を保っています。(2012年:ユネスコ調べ)※同年日本は3.8%
なかでも特に理系・工科系に注力しており、日本でもおなじみの「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト」では、2015年にフンイエン技術師範大学、2014年にラクホン大学が優勝校に輝いているほか、国際数学オリンピック、物理オリンピックでもゴールドメダリストを排出する常連国でもあります。
国際物理オリンピック ゴールドメダリスト数 |
2013年 |
2014年 |
2015年 |
---|---|---|---|
ベトナム | 2 名 | 3 名 | 3 名 |
日本 | 0 名 | 0 名 | 1 名 |
国際数学オリンピック 国別ランキング |
2013年 |
2014年 |
2015年 |
---|---|---|---|
ベトナム | 7 位 | 10 位 | 5 位 |
日本 | 11 位 | 5 位 | 22 位 |
③ベトナムの方の気質が日本の企業文化に馴染みやすいこと
日本と同じく大乗仏教の教えが根付いている国なので、宗教的な価値観による違いはほぼ感じられません。
個性による違いはもちろんありますが、一般的にベトナムの方の気質は気候に反映されており、北部出身者は忍耐強く勤勉で努力家、南部出身者は明るくおおらかだと言われています。
またどちらも共通して人情に篤く、家族やつながりをとても大切にします。
ベトナムの方は金銭的な条件をモチベーションとして仕事をする傾向がありますが、コミュニケーションをこまめに取って良い人間関係を築くことができれば、日本人の労働者と同様に忠誠心を持って長く活躍してもらえます。
特に日本への就業を希望するベトナムの方は、日本文化や環境に馴染もうとする意識が高いため、概ね素直ですし、向上心も高くストイックによく勉強します。
ベトナムの方のこれらの気質は、高度成長期の日本人に似ていると言われます。
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